高次脳機能障害の交通事故被害者に必要なことは?
治療中から弁護士に相談して、症状固定までに高次脳機能障害の後遺障害の認定に必要な頭部MRI,CT等の検査をして適切な後遺障害の申請をすることが必要です。
高次脳機能障害は、後遺障害程度が重い場合が多いですが、後遺障害の申請までに必要な検査を終えて、資料をそろえることが出来なければ、結果的に「非該当」として障害認定されないことも多くあります。
また、高次脳機能障害で後遺障害の認定を受けた場合には、慰謝料、逸失利益が高額になる傾向があります。
そのため、保険会社の賠償金提示額と裁判所の賠償基準の間に数千万円の差が出ることも御座います。
認定の可能性があるのか否か、裁判所の賠償基準ついて等、まずは、当事務所の弁護士にお気軽に御相談下さい。
もしかして、自分も高次脳機能障害なのではないかと思われた場合には、以下のページを参考にしてください。
高次脳機能とは。
脳が外からの情報を受取り、判断し、そして行動に移す過程のすべての機能とされています。
高次脳機能障害についての参考文献
・自賠責報告書「自賠責保険における高次脳機能障害認定システムの充実について」平成23年3月4日版
・中島八十一他編集「高次脳機能障害ハンドブック 診断・評価から自立支援まで」医学書院
・児玉南海雄他監修「標準脳神経外科学 第14版」医学書院
・橋本圭司「高次脳機能障害 どのように対応するか」PHP新書